8日の宮城県は高気圧に覆われ、各地で気温が上がりました。5月中旬から下旬並みとなったところが多く、季節外れの暖かさとなりました。

 宮城県は高気圧に覆われ暖かい空気が流れ込み、午前中から気温が上がりました。

 最高気温は丸森で22.8℃、名取で22.3℃、仙台で22℃など19の観測地点のうち12地点で2023年初めて20度を超えました。

 各地で5月中旬から下旬並みまで上がったところが多く、石巻以外で2023年一番の暖かさとなりました。

 「ちょっと服装間違えたかなって思います。コート着てたんですけど、ちょっと暑くて脱ぎました」「秋田から来たんですけど、秋田ってまだ雪いっぱいあって、超寒いんですよ。だからこっちも東北だからけっこう寒いのかなと思ったんですけど、ニット1枚で過ごせるので暖かくて最高です」

 この暖かさは9日も続く見込みで、最高気温は白石と古川で18℃、仙台で16℃と予想されています。

 気象台は、積雪の多い地域では雪崩や落雪などに注意を呼び掛けています。

 空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いにも注意が必要です。