宮城県栗原市では、廃線になったローカル鉄道に乗車できるイベントが4日から開かれ、多くの家族連れが連休の1日を楽んでいました。

 くりはら田園鉄道は2007年に廃線になった後、栗原市にある旧若柳駅周辺を「くりでんミュージアム」など鉄道公園に整備し、毎年ゴールデンウィークは特別に運行しています。

 4日は多くの家族連れが復活したくりでんに乗り込み、往復1.8キロの距離を時速15キロで走り車窓からの景色やゆったりとした乗り心地を楽しみました。

 乗車した小学生「モーターの音とか匂い感触とか色がめっちゃ良いです。乗り心地は座席がほどよい柔らかさで凄く良かったです」

 乗車した男性「見慣れた景色でも電車から見ると違って面白かったです」

 また、線路に渡した台座に乗り2台の自転車のペダルを漕いで走る「レールバイク」も人気で、田んぼから流れ込む心地よい風を受けながら汗を流していました。

 レールバイクを楽しんだ親子「めっちゃ早かった」

 会場には鉄道ファンも駆け付け、写真を撮るなどして復活したローカル鉄道を懐かしんでいました。

 このイベントは5日まで開かれます。