宮城県登米市で心肺停止になった男性を、AEDを使い救助した男女4人に感謝状が贈られました。

 登米市消防本部から感謝状が贈られたのは、大崎市の山谷芝枝さんと東翔さん、登米市の山内貴宣さんと佐藤由紀枝さんの4人です。

 4人は3月18日、登米市の迫体育館で卓球の練習をしていました。同じく卓球の練習をしていた75歳の男性が倒れたのに気づいた4人が施設のAEDを使い、交代で心臓マッサージや人工呼吸をするなど救急隊が到着するまで救命措置を続けました。

 4人は、それぞれの職場でAEDや心臓マッサージなどの講習を受けたことがあったということです。

 山谷芝枝さん「最初は力の加減が分からなかったんですけど、続けることが良いと聞いていたので救急隊が来るまで必死で続けてました」

 東翔さん「私どもの職場で、名札の裏の緊急時の対応の動き方を書いたマニュアルのようなものを入れておりますので、それを思い出しながら行いました」