レジオネラ菌が検出されたのは、宮城県大崎市古川の医療機関、永仁会病院です。

　宮城県によりますと、６月上旬から７月中旬にかけて、この病院に通院や入院をしていた４０代から９０代の患者計６人がレジオネラ症に感染したということです。

　このうち、通院していた８０代の患者１人が死亡しました。

　大崎保健所が医療機関の施設調査を行ったところ、空調設備の関連性が疑われるということです。

　宮城県は施設に滞在した人で、せきや３８℃以上の高熱など、レジオネラ症が疑われる症状が出た場合は、速やかにかかりつけ医や近隣の医療機関を受診するよう呼び掛けています。