6日に夏の甲子園1回戦に臨んだ仙台育英は浦和学院との打ち合いを制し、初戦を突破しました。

 仙台育英は1回。2塁3塁のチャンスを作り5番齋藤敏哉がファーストを襲う鋭い当たりのタイムリー2ベース。2点を先制します。なおもチャンスは続き鈴木拓斗、更に尾形の3者連続タイムリーで4点を奪い、前年度優勝校の貫禄を見せつけます。

 3回には尾形がライトスタンドへの2ランホームランで追加点を奪うと、続くピッチャーの湯田が2者連続ホームラン。この回5点を追加し、9対0とリードを広げます。

 しかし4回、先発の湯田がつかまり4点を失うと、2番手の高橋煌稀(もつかまりじわじわと追い上げられます。

 それでも8回。育英は満塁のチャンスを作り、5番湯浅の走者一掃のタイムリー2ベースで突き放しました。

 19対9。両チーム合わせて37安打という壮絶な打ち合いを制し、仙台育英が初戦を突破しました。

 2回戦は12日の第4試合で福島代表の聖光学院と対戦します。