海猿の愛称で知られる海難救助のスペシャリスト、潜水士を目指して若手の海上保安官が選考会に挑みました。

 選考会には第二管区海上保安本部に所属し潜水士を目指す、21歳から27歳の海上保安官12人が挑みました。合格者は2人から3人という狭き門です。

 息継ぎ無しで25メートルを水中移動できるか、90秒間呼吸を止められるかといった基礎体力に加え、声を掛け合うなど仲間同士助け合っているかもチェックされます。

 第二管区海上保安本部仙台航空基地浅野祐介管理係「1回目2回目に比べて結果を残すことができていると思います。あきらめない心を持った、勇敢な潜水士になりたいと思っております」

 第二管区海上保安本部釜石海上保安部福田海人機関士補「東北の海を無事故に救えるような潜水士になりたいと思います」

 合格者は、広島県呉市の海上保安大学校で研修を受けるなどして、順調に行けば2年後にデビューするということです。