児童1人1人に合わせた学びを提供する仙台市太白区の学びの多様化学校で初めての卒業式が行われ、卒業生4人が新たな一歩を踏み出しました。

 ろりぽっぷ小学校は2023年4月に開校した学びの多様化学校、いわゆる不登校特例校です。

 22日は学校で初めての卒業式が行われ、4人が巣立ちの日を迎えました。

 卒業生高橋舞衣さん「私たちにとってこの1年間は自分を変えてくれた1年だし、次の未来につなげたいです」

 式では1人1人に卒業証書が手渡され、高橋元気校長が「これからの人生もどんどんチャレンジして素敵な大人になってください」とはなむけの言葉を贈りました。

 保護者母「本当に成長したなというのを感じて、本当にうれしかったです

 卒業生高橋舞衣さん「たくさん友達ができて本当に楽しい1年になりました。私はアナウンサーになることが夢なので、中学校でそのことを勉強したいです」

 ろりぽっぷ小学校では、学び直しができるほか地域の住民と共に体験学習を行うなど、児童の興味関心に沿った学びを提供しています。

 卒業生4人は、宮城県の公立中学校に進学するということです。