受刑者の社会復帰を目指す取り組みなどを知ってもらおうと、宮城刑務所の構内が公開されました。

 刑務所内のツアーには、約1350人の市民が参加し、一度に約60人の受刑者が入れる大浴場などを見学しました。

 こちらは、木材を加工して家具などを製作する工場です。参加した人たちは、受刑者が使用する施設を、興味深そうに眺めていました。

【参加者】

「臨場感があって、いろいろ考えながら見ていました。意外ときれいな環境の中で生活されているのが印象的」

 また、宮城刑務所など東北6県の刑務所で受刑者が製作した、家具や日用品、文房具などの展示販売も行われました。

 売り上げの一部は、犯罪被害者支援の活動に役立てられるということです。