宮城県の気仙沼大島で活躍した救急艇あさぎりが塩釜市に譲渡され、浦戸諸島で活躍することになりました。
離島で急病人などが出た際に搬送などを担う救急艇あさぎりは気仙沼市の大島で活用されてきましたが、大島が橋で本土と結ばれ役目を終えたため塩釜市に譲渡され浦戸諸島などで活躍することになりました。
あさぎりは全長約14メートルで定員は12名です。スクリューの無いウォータージェット式のエンジンで、水深の浅い場所でも救助活動できます。
8日に佐藤光樹塩釜市長らも出席して、譲渡式と安全祈願祭が行われました。
「急病人とか救急は夜でも起こりますので、常時待機していただけるっていうことは安心です」
塩釜消防署長田浩章署長「塩釜湾で特に浦戸諸島の救急搬送、また塩釜湾、松島湾の防災活動に尽力できるように大切に運用していきたいと考えております」