■ウニ食べ放題に外国人客舌鼓

 東京・銀座のすし店では驚きの光景が。すし下駄に乗っているのは大量のウニ軍艦。

店員 「よかったら写真いかかですか。ウニパラダイスです」

 実は高級品のウニが食べ放題なのです。ランチ限定で時間は90分。料金は銀座のすし店としては格安な1万1000円です。

 今、旬を迎えている北海道産のバフンウニや宮城県産のムラサキウニなどを贅沢に食べ比べできます。外国人観光客が日本の新鮮なウニに舌鼓。

カナダから来たウォンさん(36) 「うまい!胃袋に入る限り食べる」

 カナダから来た男性はウニ軍艦15個などを食べまくり。

カナダから来たウォンさん 「インスタグラムでおすすめされていたので来た。本当に新鮮で、他のすしとははっきりと違う。風味も全く違うし、ウニは大のお気に入り」

店員 「ラストオーダーになりますが…」 カナダから来たウォンさん 「降参です。ありがとうございます」

 一日3回の「ウニ食べ放題ランチ」は、国内外からの予約で1カ月前から満員御礼です。

60代の人 「争奪戦が激しいのでなかなか予約が取れない」

 高級なウニを毎日、大量に提供できる訳は…。

銀座のみこ寿司 草谷成生さん 「オーナーが無類のウニ好きで、豊洲市場に毎日、足を運んで仲卸と仲良くしてうまく仕入れができている」

 夜も外国人観光客たちが殺到。ウニ尽くしのコースを堪能します。母国の韓国でもウニを味わったことがあるという女性は、あまりのおいしさに感激。

韓国から来たキムさん(40) 「ベリーベリーグッド。ウニ!We love ウニ」 「韓国ではウニはとても小さい。これだけ大きなウニは日本やロシアから輸入しないと食べられない。だからウニをこれだけ食べられるのは素晴らしい。今までで最高のディナー」

シンガポールから来た人 「日本のウニはとても甘くて大好き。特に宮城県産がとてもクリーミーで甘みが強くて、食感が良かった」

■ウニ×イクラ GW絶品料理

 他にも旬の国産ウニを使った絶品料理が。東京・六本木のウニ専門店では土日祝日限定で、お得なウニランチを提供しています。

 ウニで作ったソースを絡めた「ウニクリームパスタ」です。黄金色に輝くモチモチのパスタと生ウニのコラボに感動。

福岡県から来た人 「おいしいね」 「私も妻もウニが好きで、想像していた以上にウニを感じられる料理の数々。とても満足」

 さらに、土鍋で炊いた「あきたこまち」にウニとイクラを贅沢に乗せた一品も。国産ウニはこの時期、産地によっては安く仕入れられるといいます。

UNIHOLIC 平井拓哉店長 「去年の年末は1箱3万円。今は6000円から6500円」

 ウニとイクラの丼ぶりを満喫した家族は…。

50代の人 「甘くて本当においしい。ねっとりして」

■ウニ×ご当地メシ GWに殺到

 ゴールデンウィークでにぎわう都内の飲食店。ひときわ変わった名物料理が…。

30代の人 「ウニのえぐい感じはなく、おいしい」

 長崎県のご当地グルメ「ちゃんぽん」にウニを合わせた、その名も「黄金ちゃんぽん」です。山口産ウニを裏ごしして作った濃厚なウニスープとともに、ちゃんぽんと生ウニをいただきます。まさにウニ尽くし。

30代の人 「ウニを感じる濃さなのでちょうど良い」

 皆さん、贅沢な休日を過ごしていました。