およそ14億人の信者を抱えるカトリック教会の新たな教皇を選ぶ「コンクラーベ」が、日本時間の7日夜、バチカンで始まります。

 コンクラーベには世界各地から集まった枢機卿133人が参加します。

 3分の2以上にあたる89票を得る人が出るまで投票を繰り返す互選の無記名選挙です。

 最初の投票は、日本時間午後11時半からシスティーナ礼拝堂で非公開で行われ、新しい教皇が決まると煙突から白い煙が上がり、鐘が鳴らされます。

ジーンポール・ベスコ枢機卿 「(Q.新教皇に何を期待する)フランシスコ教皇との連続性です。彼の精神を受け継ぐことを期待しています。そう願います」

 改革を推し進めたフランシスコ前教皇の路線が引き継がれるか、伝統を重んじる保守派が巻き返すかが焦点です。