宮城県気仙沼市波路上の沖合では、初夏の訪れを告げるウニ漁が今シーズン初めて行われました。

 気仙沼市波路上では、漁の解禁の午前5時から100隻ほどの漁船が沖合に繰り出しました。

 漁師たちは箱眼鏡で海中をのぞきき込みながら、先端にフックが付いた長さ8メートルほどの竿を巧みに操り、手際良くウニを取っていました。

 気仙沼水産試験場によりますと、水温は1月までは平年より4℃ほど高かったものの、2月以降は平年並みに落ち着いていて、ウニの成長は順調だということです。

 ウニ漁師「水も良かったし風も波も無くてとても良い開口だった。初日にしてはまあまあだと思う」

 今シーズンのウニ漁は、7月末まで5回から6回ほど行われる予定です。