京都府警の警察官2人が勤務先で盗撮をしたなどとして、書類送検されることが分かりました。京都府警の警察官による盗撮は去年9月以降、4件目です。

 捜査関係者によりますと、3月、京都府警中京警察署の一般の人も利用する女子トイレに小型カメラが仕掛けられているのが見つかりました。

 カメラにはトイレの利用者は映っていませんでしたが、この警察署に勤務する20代の男性巡査の姿が残っていたということです。

 警察は、余罪があるとみて捜査しています。

 また、下鴨警察署の40代の男性警部補は先月、市内の交番の女子トイレにスマートフォンを設置し、女性警察官を盗撮した疑いが持たれています。

 2人は容疑を認めていて、警察は15日にも2人を懲戒処分し、書類送検する方針です。

 京都府警では、去年9月と今年3月にも警察官が盗撮したなどとして書類送検されています。