地方の隠れた名品を発掘する大会でグランプリを獲得した、宮城県七ヶ浜町の飲食店オーナーが村井知事を表敬訪問しました。震災の被害から復活したノリを使った料理を村井知事も絶賛です。
宮城県庁を訪れたのは、七ヶ浜町にあるカフェレストラン、SEASAWのオーナー久保田靖朗さんと真子さん夫妻です。
2月に開催された、にっぽんの宝物JAPAN大会で久保田さん夫妻は皇室にも献上される七ヶ浜町特産の高級ノリを使って開発した、「浜ののりだれ」で550組以上の中からグランプリに輝きました。
元々店のパスタソースとして使っていたのりだれは、和食だけでなくパンやカルパッチョなど洋食にも合う万能さが特徴です。
村井知事はシラス丼とバゲットそれぞれに合わせて浜ののりだれを試食し「磯の香りがしておいしい。面白い」と舌鼓を打っていました。
SEASAWオーナー久保田靖朗さん「日本中、世界中の人に新たな海藻と出会っていただく機会になっていけば、地方や日本の産品の新たな可能性を作っていけるのかなと。頑張っていきたいなと思います」
久保田さんは6月に大阪・関西万博で開催される世界大会に出場し、「のりだれ」とは別の商品で七ヶ浜産ノリを世界にアピールします。