宮城県教育委員会が、2026年度の公立高校入試の募集定員を発表しました。少子化を背景に、平成以降では最も定員が少なくなります。

 県教委によりますと、2026年度の入試から塩釜高校の普通科を現在の6学級240人から5学級200人へと1学級減らします。

 塩釜市や仙台市などを含む中部地区では、13年後の2038年に中学校を卒業する生徒が現在より約3800人減ると見込まれていて、県教委は段階的に学級数を減らしていく方針を示していました。

 これにより2026年度の県全体の募集定員は40人減って1万4360人となり、平成以降では最も少なくなるということです。

 現在は文系と理系の2コースを設定している岩ヶ崎高校のコース制を廃止して普通科2学級とし、生徒が柔軟な進路選択をできるようにします。

 2026年度の公立高校の入学試験は、3月4日に本試験が行われ3月16日に合格発表が行われます。