トランプ政権が日本製鉄によるUSスチールの買収計画を承認した場合、日本製鉄が2兆円規模の投資を検討しているとロイター通信が報じました。

 USスチールの買収計画を巡っては、アメリカ政府当局による再審査の期限が21日に迫っていて、審査完了後、15日以内にトランプ大統領が最終判断を下す見通しです。

 ロイター通信は19日、関係者の話として買収計画が承認されれば、日本製鉄が140億ドル=2兆円規模の投資を検討していると報じました。

 日本製鉄の幹部は具体的な金額については言及しませんでしたが「トランプ大統領が目指すUSスチールの復活には巨額の投資が必要で、我々ならそれができる」と話しています。