アメリカのIT大手グーグルが生成AIと対話しながら複雑な質問に答える新たな検索サービス「AIモード」の提供をアメリカで開始すると発表しました。

グーグル ピチャイCEO(最高経営責任者) 「私も使ってみたが、検索の使い方が根本から変わった」

 グーグルは20日、新しい検索サービス「AIモード」の提供をアメリカで開始しました。

 AIモードは利用者が文章で入力する複雑な問い掛けに対応し、対話形式で隣の人と会話するように追加の質問に答えながら答えを深堀りしていくのが特長です。

 これまでの「ググる」とは根本的に変わりそうです。

 グーグルの検索の画面に新しいタブとして登場しますが、アメリカ以外での展開は明らかになっていません。

 去年、グーグルの売上高の6割ほどが検索事業で28兆円ほどでしたが、新興AI(人工知能)企業の台頭で検索トラフィックは22年ぶりに減少しました。

 このため、リンク一覧を提供する従来の検索サービスに加えてAI検索の導入に踏み切った形です。