クルド人が多く住む埼玉県川口市を視察したという河野議員が不法滞在の取り締まり強化を主張しています。

河野太郎議員のブログから 「埼玉県川口市のクルド人の集住が問題視されるようになった地域を視察に行きました」

 河野議員が視察の様子を伝えたのは12日のこと。

 川口市といえば、おととし、傷害事件をきっかけに市内の病院前にクルド人とみられる約100人が集まり、逮捕者が出る騒動を起こしたことで問題がクローズアップされました。

 その後、市内の治安悪化やクルド人解体業者の不法行為などが取り沙汰され、さらにクルド人排斥を訴えるデモやヘイトに反対する市民団体とデモ隊のもみ合いなどが起こる事態に。

 それらを踏まえて行われた視察。河野議員はまず、川口市には多くの外国人が在住し、クルド系が大半を占めるとされているトルコ人が突出して多いわけではないと伝えています。

 しかし、その一方で査証免除措置を利用し、観光目的で来日、クルド人であることを理由に難民申請をして不認定でも申請を繰り返すことで帰国することなく滞在、そのまま仕事に就く実態があると指摘。

 これが常態化すると正規の在留資格で勉強や仕事をしているトルコ人まで偽装難民と疑われるため、厳格な対応が必要だとした河野議員。

 こんな解決策を提示しました。

河野太郎議員のブログから 「抜本的な不法就労対策として査証免除の停止を外務省に強く申し入れています」

 そんななか、自民党は先週、党として対応することを決定。

自民党 鈴木俊一総務会長 「川口市のクルド人の方々の問題、この問題について、外国人の問題について政調会長を委員長とする特命委員会を設置することとしている」