日本製鉄による鉄鋼大手USスチールの買収計画についてアメリカ当局が再審査を終え、勧告書をトランプ大統領に提出しました。
日本製鉄のUSスチール買収計画は21日が再審査の期限で、CFIUS=対米外国投資委員会が、安全保障上の脅威があるかどうかを判断し、トランプ大統領に報告することになっていました。
ロイター通信は関係者の話として21日、CFIUSからトランプ氏に勧告書が提出されたと報じました。
勧告の内容は明らかになっていません。
トランプ氏は来月5日までに最終的な買収の是非を判断する見通しです。
アメリカでの報道では、日本製鉄はUSスチールへの投資をおよそ2兆円に大幅に増額することを提案しているということです。