埼玉県所沢市のトランクルームで妻の遺体を遺棄したとして夫が逮捕された事件で、妻が最後に生存確認された時期より後に、夫がトランクルームを契約していたことが分かりました。

 保谷仁容疑者(50)は、2011年9月から今年2月までの間に妻の美治さんの遺体をドラム缶に入れて、所沢市のトランクルームに遺棄した疑いが持たれています。

 保谷容疑者が契約するトランクルームの支払いが滞ったことから、リサイクル会社がドラム缶を回収したところ、中から遺体が見つかりました。

 その後の警察への取材で、美治さんの生存が最後に確認されたとされる2011年夏ごろより後に、保谷容疑者がトランクルームを契約していたことが分かりました。

 警察は保谷容疑者が置き場に困って契約したとみて調べています。