長野県須坂市で走行中の列車の窓ガラスが割れ、乗客1人が死亡した事故を受け、国の運輸安全委員会による事故原因の調査が始まりました。

 国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人は22日午前、事故があった須坂市の鉄道事業部に入り、現地での調査を始めました。

 警察によりますと、21日午後6時ごろ、須坂市にある長野電鉄・日野駅の近くでパイプで組んだ小屋が強風で飛ばされて列車と衝突し、窓ガラスが割れました。

 この事故で乗客の男性1人が死亡し、2人が頭に軽いけがをしたとみられています。

 調査官は事故の説明を受けた後、現場や車両を調査するということです。