アメリカ・コロラド州では、ペットとして飼うことが合法とされているある動物が警察を悩ませています。

 住宅街を走り抜けるのはカンガルーです。捕獲をするまでの一連を警察官のボディーカメラが捉えました。

 カンガルーを住宅の裏庭に追い込むと…確保に成功しました。

 このカンガルーは、ペットとして飼われている2歳のアカカンガルーで、去年秋にも飼い主の元から逃げ出し、警察に保護されています。

 当時はまだ小さく、保護する際はカンガルーの赤ちゃんが、母親のおなかの袋に入る習性を利用し、袋を使って確保しました。

 今回は、中型犬ほどの大きさまで成長していましたが、なんとか素手で確保できました。

 なぜ逃げ出したかは分かっていません。

 アカカンガルーは、最大で体重90キロにまで成長し、最高時速70キロで走るようになります。

 このカンガルーが成長し、再び逃げ出した場合、確保することがさらに難しくなることが懸念されます。