アニメ動画を使った模擬投票で選挙の大切さを知ってもらおうという出前授業が、宮城県多賀城市の小学校で行われました。

 出前授業は、多賀城市の選挙管理委員会が市内の小学校で毎年行っています。

 22日は、弘前大学の蒔田純准教授が講師として招かれ、多賀城八幡小学校の6年生約40人が参加しました。

 初めに蒔田准教授が制作した架空の村長選挙を題材にしたアニメを視聴し、村が抱える課題とそれに対する2人の候補者の公約が紹介されます。

 この後、選挙の争点についてグループで話し合います。

 児童「将来困らないというんだったらデイトさんだけど、今困らないというのはキャンディさんだから未来と今どっちが大事か」

 投票には、選挙で実際に使われる投票箱が使われました。

 開票結果が発表されると、児童らは1票の重みを体感していました。

 児童「自分の1票で市長とかが決まるのがすごいなと思いました」「市議会議員や市長さんを決める大事な選挙なので、よく考えて大切にしながら選挙をしてみたいです」