選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、自民党の作業部会はこれまでの党内議論を踏まえ、氏制度に関する基本的な考え方をまとめた案を党内に示しました。
作業部会が示した案には保守系の議員らが主張する旧姓の通称使用の拡大に法的な効力を持たせることなどが盛り込まれています。
選択的夫婦別姓制度の導入に積極的な議員を中心に異論が出たため、取りまとめには至らず、案を修正したうえで来週、改めて議論することになりました。
自民党は今の国会での独自法案の提出は見送る方針ですが、国会審議や夏の参議院選挙の公約策定に向け、党の考え方を整理することにしています。