宮城県警は、暑さ対策として屋内での勤務に限り制服を着た警察官が帽子を脱ぐことを認めることとなり26日から制度が始まりました。

 警察庁が2024年4月、各都道府県の警察に暑さ対策を進めるよう通達を出したことを受けて始めました。

 これまで制服を着た警察官は帽子を着用することが義務付けられていましたが、今回規定を変えて交番や駐在所での室内勤務の時には帽子を脱ぐことが認められました。

 県警では、2024年7月からサングラスの着用や首などにまく冷却タオルの使用を認めるなど、夏場に働きやすいよう服装の規定を変えています。

 宮城県警察本部装備施設課五十嵐岳次長「警察官が働きやすい環境をつくりたいと思っていますので、今後色々装備も改善しながらやっていきたいと思っています」

 一方で屋外で勤務する時には、今後も帽子の着用が義務付けられています。