JA全農は2回目までの入札で落札した備蓄米について、6割余りを卸売業者に出荷したと発表しました。

 全国農業協同組合連合会はこれまでに落札した29万6195トンの全量を卸などと契約完了していて、販売先からの依頼に応じて速やかな受け渡しに努めているとしています。

 このうち3月に行われた1回目と2回目の入札で落札した備蓄米約19万9000トンについては、29日時点で6割余りを卸売業者に出荷したということです。

 出荷・輸送体制の再構築などを行い、現在は一日約4000トンの玄米を販売先に届けています。