トランプ政権の関税政策を巡る日本とアメリカの4回目の協議が始まりました。

 ワシントンで午前8時ごろに始まった閣僚級の協議には、日本側から赤沢経済再生担当大臣、アメリカ側からは先週の協議を欠席したベッセント財務長官と、ラトニック商務長官が参加しています。

 日本側は今回、レアアースの製錬や半導体のサプライチェーンでの協力強化なども提案する見通しです。

 協議に先立ち、29日夜には石破総理大臣がトランプ大統領と電話会談し、自動車への追加関税や「相互関税」の撤廃などを改めて求めています。

 協議後には、赤沢大臣が会見する予定です。