重い身体障害がある人は、通勤などが重荷となって働ける職場が限られていました。そうした人たちを自宅でも働けるテレワークで雇用し安心して働いてもらおうという企業の
入社式が仙台市で行われました。
全国で人材総合サービスを展開する企業が行った入学式には、新入社員4人が参加しました。
この企業では、重い身体障害のある人を在宅社員として600人雇用しています。業務内容は、グループ会社の営業職が使用するデータの入力作業などです。
新入社員「仕事ができることがありがたいので、長く続けられるように頑張りたい」
障害がある社員の入社1年後の職場定着率は97.5%と、一般企業の身体障害者の定着率60.8%を大きく上回っています。
スタッフサービス・クラウドワークエリア統括部酒本速男ゼネラルマネージャー「重度の障害者にとって、通勤は想像以上にハードルが高いものがあります。通勤を無くすことで本来のパフォーマンスを発揮していただく、というところでテレワークを推進しております」