宮城県警の逮捕術大会が仙台市で開催され、警察官が日頃の訓練の成果を競いました。

 逮捕術の向上を目的に毎年開催されている大会には、県警本部や各警察署などから37チーム283人が出場しました。

 逮捕術は剣道や空手などを組み合わせた警察独自の武術で、犯人の制圧や護身のため全ての警察官が訓練を受けています。

 犯人に与える打撃を最小限にとどめ、効果的に制圧することが重要だということです。 大会では実際に現場で使っている物に近い竹製の警棒や警杖を使って、白熱した試合が繰り広げられました。

 「警察官には逮捕術が大変必要な武術になりますので、大会に向けた訓練によって習得した技能を現場で生かしていきたいと思っております」