映像製作に関する最新技術に触れられる展示会が、仙台市青葉区で開催されています。

 東北映像フェスティバルには40社が参加し、カメラやオーディオミキサーなどの最新機器を紹介しています。

 スピーカーと一体になっているマイクは、大きな部屋でも音響システム無しで声を届けることができます。他にも大きな音で危険を知らせるブザーがついていて、防災グッズとしても活躍します。

 会場では東北各地の映像作品の表彰も行われ、khbのドキュメンタリー番組が優秀賞を受賞しました。

 この番組は、通常の4倍から5倍の速さで老化する希少難病のコケイン症候群を抱える仙台市の須知誉さんとその家族の16年を描いたドキュメンタリーです。

 家族との関係づくりや、奇をてらわない控えめなカメラワークなどが評価されました。 東北映像フェスティバルは、仙台国際センターで6日まで開催されています。