今後の雨の見通しについて気象予報士の野口琢矢さんの解説です。

 (野口琢矢気象予報士報告)  前線の北上に伴って雨の強い所、九州北部に移ってきましたが、九州は南部を含めてまだ西日本は広く警戒が必要です。

 雨の様子です。この時間も大分県や熊本県などに活発な雨雲が見られます。これらの地域では土砂災害の危険度が高まってきました。

 このあとの雨の予想を見ていくと、九州北部には引き続き活発な雨雲が予想されています。

 そのほか、中国四国地方などにも一部流れ込みそうです。特に九州の北部では、夕方にかけて再び線状降水帯が発生して、急激に災害の危険度が高まる恐れがあります。

 雨は夜になりますと、いったんやんだり弱まったりもしますが、九州を中心に西日本は本降りの雨が11日にかけて続きます。

 すでに記録的な雨量となっている所はさらに大雨です。

 自治体が発表する避難情報に従って避難する準備、心構えをして下さい。