沖縄県のアメリカ軍嘉手納基地付近で不発弾が破裂して自衛隊員4人がけがをした事故に関し、中谷防衛大臣は「周辺の皆様にご心配をお掛けした」と謝罪しました。

中谷防衛大臣 「現在までのところ周辺地域への被害は確認をされておりませんが、周辺の皆様方にはご心配をお掛けしましたことをおわびを申し上げます」

 また、中谷大臣は事故調査委員会を立ち上げ調査を進めていると説明し、「原因究明や再発防止に全力を尽くす」と述べました。

 今回の事故が一時保管している不発弾を民間の処理業者に引き渡す作業中に起きたことから、すべての部隊で同じ作業を停止しているとのことです。

 一方で中谷大臣は、自衛隊による不発弾の回収については「市中で発見された不発弾の撤去ができず、国民生活に支障をきたす」として、安全管理を徹底して回収を継続するとの考えを示しました。