日本の警察制度を学ぶために来日しているインドネシアの警察幹部9人が、仙台市若林区の震災遺構荒浜小学校を視察しました。
2004年に大津波が発生したインドネシアのスマトラ沖周辺では、現在も活発な地震活動が続いています。
幹部たちは津波に被災し当時のまま残されている校舎を、真剣な表情で見学していました。
インドネシアの警察の改革を支援する警察庁などのプログラムで宮城県を訪問し、県警本部などで犯罪抑止や組織運営などの研修を受けてきました。
災害対応の担当者は「津波が発生したら、とにかく高台に避難することが大事だと感じた。関係各方面に浸透させたい」と話していました。