宮城県で27人が犠牲になった宮城県沖地震から、6月12日で47年です。宮城県庁で、防災訓練が行われています。

 訓練は、三陸沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表された想定です。

 自治体など62の機関から約700人が参加し、地震や津波が起きた際の初動対応を確認したほか、能登半島地震を教訓に災害の規模に応じた応援の受け入れ手順などをチェックしました。

 また、スーパーコンピューターを使いリアルタイムで浸水被害を予測できるシステムの実験も行われています。訓練は午後4時半まで実施されます。