北朝鮮が韓国に向けて流し続けていた大音量の「騒音放送」が、11日夜遅く停止していたことが分かりました。

 去年10月、南北の軍事境界線付近の街で確認された北朝鮮による「騒音放送」です。

 韓国軍は「きのう夜遅く、各地で騒音放送が停止した」と発表しました。

 11日午後、韓国側がこれまでの方針を転換し、「宣伝放送」を停止したことを受け、北朝鮮側もこの動きに呼応したものとみられます。

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は、「北朝鮮との対話の窓は開く」と訴えていて、今後の南北関係にどう影響していくのかが注目されます。