北海道北見市で、父親を包丁で切り付け殺害しようとしたとして45歳の男が逮捕されました。男を取り押さえる際に警察官が拳銃を発砲しました。

 警察によりますと、齊藤大佳容疑者は12日午後7時ごろ、北見市にある自宅で、同居する父親(80代)の首を包丁で切り付け殺害しようとした疑いが持たれています。

 父親は病院に運ばれ、意識はあるということです。

 警察の調べに対し、齊藤容疑者は容疑を認めているということです。

 また、通報を受けて現場に駆け付けた警察官に対し、齊藤容疑者が刃物を持って近付いてきたため警察官が拳銃を発砲しました。

 弾は左太ももを貫通しましたが命に別状はありません。

 北海道警察は発砲について「適法だった」としています。