捕まえることのできない白い生物が現れ、免許センターは大困惑。その正体は。
目撃した男性 「(目撃したのは)午前6時50分ごろ。大体1メートルくらいで色は白っぽい灰色ですね」
10日、福島市の運転免許センターが突然コースを閉鎖。一体、何が起きたのでしょうか。
撮影した女性 「秋田犬よりちょっと大きいぐらい。だんだん向かってきて、近付いてくるとイノシシじゃないなと思って」
白い影の何かがコースに侵入し、走り回っているというのです。
その日は技能試験が予定されていましたが…。
撮影した女性 「技能試験の開催ができるかできないか分からないという話を(免許センターに)直接されたという感じで」
警察や職員たちが遠巻きにその動きを見守るなか、コース内を駆け回るその正体は…。
カモシカを誘導 市の文化振興課 担当者 「免許センターに生きているカモシカがいると連絡がありました」
特別天然記念物のニホンカモシカ。
市の文化振興課 担当者 「カモシカは特別天然記念物のため傷付けないというのを念頭に、現地の対応は行いました」
午前10時すぎ、約3時間も居座り続けたカモシカ。職員らの誘導が功を奏したのか、住宅街の方に走り去っていきました。
撮影した女性 「試験の開始が30分から1時間押したという感じでしたね」