農林水産省は、これまで毎週、発表していたコメの平均販売価格のデータに加えて新たに2種類のデータを公表すると発表しました。
小泉農水大臣 「今までの農水省のPOS(販売時点情報管理)(データ)だけよりも、よりきめ細やかなコメの価格動向が分かるようになっていると私は感じています」
新たに公表されるのはデータ分析会社の「ナウキャスト」と調査会社の「インテージ」が提供するコメの販売価格のデータです。
これまで農水省が毎週、公表していたデータは全国のスーパー1000店舗が対象となっていますが、随意契約の備蓄米を扱っていない店も多く、実態が反映しきれていないなどの指摘がありました。
今回、追加される2つのデータは対象となる店舗の数が多いことや地域別、業態別に価格が分析されていることから、政策を判断するうえで多角的な材料になるとしています。
当面の間、毎週金曜日に公表される予定です。