イスラエルとイランの間で攻撃の応酬が続くなか、イランのアラグチ外相が「誰とも協議する準備はない」との考えを明らかにしました。
イランのアラグチ外相は20日、国営テレビの取材に応じて「イスラエルの攻撃が続くなかでは、イランは誰とも協議する準備はない」と強調しました。
アラグチ外相は20日にイランの核開発計画を巡ってドイツ、フランス、イギリスとの直接協議に臨む予定ですが、開催されるかは不透明な状態です。
また、イランメディアは情報筋の話として、アラグチ外相がトランプ政権のウィトコフ中東担当特使と複数回にわたって電話会談をしていたとされる報道は誤りだと伝えています。
アラグチ外相は19日、自身のSNSで攻撃を続けるイスラエルを非難したうえで「我々は外交に引き続き尽力する」としていました。