夜明け前のローマ市内で目撃されたのは、急な階段を下っていく1台の乗用車。運転しているのは81歳の男性。暴走車が侵入したのは、あの超有名な階段でした。

 17日の早朝、イタリアの首都ローマで1台の乗用車が階段で動けなくなる騒ぎがありました。

 現場は誰もが知る“あの有名観光地”。「ローマの休日」など多くの映画の舞台となった「スペイン広場」の階段です。

 車は広場の上の通りから階段に進入。さらに一つ下の階段を無理やり下った所で、警備員に呼び止められたのでした。

 運転していたのは81歳の男性で、この日は「休日」ではなく出勤途中。

 現地メディアによると、「曲がる角を間違えた」と話しているといいます。

 文化財である階段を傷付けないよう、車はクレーンを使って撤去されたのでした。