朝日新聞によりますと、埼玉県入間市選挙管理委員会は、3月に行われた市議会議員選挙でトップ当選した国民民主党公認、益田英主氏(52)の当選無効を決定したと発表しました。

 益田氏を巡っては、別の市議から4月に「市内に居住実態がない」と当選無効の申し出があり、市の選挙管理委員会が審査していました。

 公職選挙法では、市町村議員選挙の被選挙権を「選挙区内に3カ月以上住所がある者」と規定しています。

 市の選挙管理委員会によりますと、益田氏は去年11月に、東京・杉並区から入間市に転入していますが、去年12月3日から2カ月間、水道使用量がわずかだったことなどから居住実態はなかったと認定したということです。

 益田氏は、「居住実態はあったが、市の選挙管理委員会にレシートなどの十分な証拠を出すことができなかった」と話し、県選挙管理委員会に不服申し立てをするとしています。

(「グッド!モーニング」2025年6月21日放送分より)