ユネスコ無形文化遺産に指定されている「秋保湯元の田植踊」の映像を上映する催しが、仙台市青葉区で開かれました。
せんだいメディアテークでは、昔のフィルムやビデオから仙台の歴史を振り返る「映像の仙台史」という上映会を2018年から開いていて、5回目となる今回は「秋保湯元の田植踊」の映像が上映されました。
「秋保の田植踊」は、馬場・長袋・湯元の3つの地区に伝わる伝統芸能で、2009年にユネスコの無形文化遺産に認定されました。
上映された映像は50年前に撮影された映画で、五穀豊穣を祈願し、田植えの動きを取り入れた伝統的な踊りを見ることができます。
せんだいメディアテーク・小川直人さん「今、ご覧になっている方あるいは踊っている方からすると、50年前と違うところがあるので、そういった部分の違いも楽しんでいただける、あるいは勉強になるという声はいただいております」
この映像は、今後、市内の図書館でも閲覧できるようにする他、学校や町内会に貸し出すことにしています。