格安の備蓄米に17時間並んだ人も。備蓄米が税抜き1680円。大行列ができた、その場所は。

■備蓄米“1680円”大行列

備蓄米を購入した人 「2000円切っているので、やっぱりお得ですね」

 福井県坂井市の量販店では備蓄米を5キロ税抜き1680円で販売。2021年産の「古古古米」ですが、開店前には長い行列が。

「いま家計がすごく大変なので助かります」 「うれしいですね。パンではちょっと…ご飯を食べた感じがしませんし、やっぱりお米が大事ですね」

 用意された250袋は開店から1時間ほどで完売しました。

 各地で販売が本格化している随意契約の安い備蓄米。

 イオン東北では、秋田県内初となる安い備蓄米の販売。多くの客が買い求めていました。

「1週間前からゲットしようかなと考えていました。やりました」

 一方、山形県天童市ではさらに多い、およそ530人が並ぶ大盛況。

一番乗りした人 「全国ニュースで毎日のように備蓄米販売って首都圏の話ばかりで、山形県はいつ入ってくるの~ってね」

 並び始めたのが前日の午後3時という男性、実に17時間並んで備蓄米をゲット。

「家に帰って食べてみようかなと。どんな味するのかなぁと」

 地方の都市でも販売され始めた備蓄米。17時間並んだ男性が買ったものは結局、備蓄米とペットボトル1本だけでした。

「並ばなくて買えるかたちにもっていってもらいたいですね」