異例の暑さが続き、夜の熱中症に要注意。この時期に気持ちよく眠るための重要な「3つの“かけ”」とは。

■夜間熱中症に3つの“かけ”

 東京都心は6月としては46年ぶりに8日連続の真夏日になりました。

 心配なのが熱中症ですが、見落としがちなのが夜間の熱中症です。

 「睡眠健康指導士」などの資格を持つ睡眠のプロは、寝苦しい暑さを乗り切るには3つの“かけ”が重要だといいます。

睡眠健康指導士 石原丈嗣氏 「1つ目は部屋の冷房をかけっぱなしにする。タイマーで切ると15から30分ほどで暑くなり、起きてしまう」

 1つ目の“かけ”はエアコンのかけっぱなし。26℃から28℃が適温だといいます。

 2つ目は布団を“かけ”る、です。

睡眠健康指導士 石原丈嗣氏 「人は就寝してから5、6時間で一日のうちで1番体温が下がる。タオルケットだけで冷房をかけて寝ると寒くて朝、起きてしまう。薄い綿の布団を推奨する」

 3つめの“かけ”は何でしょうか。

睡眠健康指導士 石原丈嗣氏 「3つ目は寝汗をかけ」

70代の人 「『寝汗をかけ』は聞いたことない。夜寝る前に水を飲んでやってみようかな」

睡眠健康指導士 石原丈嗣氏 「人は体温が下がると睡眠の質が上がると言われている。なので寝る前にコップ一杯の水を飲んで寝汗をたくさんかいて、体温を下げて頂きたい。3つの“かけ”によって寝ている間の環境が非常に良くなって、睡眠の質が高まる」