楽天イーグルスは16日にオリックスと対戦。両チーム計33本安打の前日から一転し、投手戦でした。0−1で悔しいサヨナラ負けです。

 15日に17安打を放ち延長戦を制した楽天ですが、オリックス先発の田嶋に抑えられます。強いまっすぐに苦しめられ、チャンスを作ることができません。

 一方、楽天先発の藤井は6日の日本ハム戦では2回持たずにノックアウトされましたが、16日は本来の打たせて取る投球が戻っていました。

 両先発が踏ん張り、試合は終盤に入っていきます。

 8回裏、2アウトランナー3塁とピンチを迎えた藤井でしたが、太田をスライダーで空振り三振に抑え、ピンチを切り抜けます。自身プロ最長となる8回を、無失点で投げ切りました。

 9回裏、2番手の則本がマウンドに上がり、先頭バッター杉本の強烈な当たりをショート村林がダイビングキャッチ。ファインプレーで盛り立てます。この後2アウトまでこぎつけた則本でしたが、中川に痛恨のサヨナラホームランを許してしまいました。楽天、3位オリックスに連勝とはなりませんでした。

【16日】オリックス1×ー0楽天@京セラドーム大阪