仙台市は、青葉区内の飲食店で提供された刺身が原因で、30代の男性がアニサキスによる食中毒になったと発表しました。
仙台市によりますと、30代の男性は、7月9日夜、青葉区一番町にある「板前料理 晴れの日」でヒラメとアジの刺身を食べたところ、腹痛や下痢の症状を訴えたということです。
男性は翌日、医療機関を受診したところ、アニサキスが見つかりました。
保健所は原因と考えられる生食の食品はこの店で食べた刺身以外になかったため、食中毒の原因と断定しました。
仙台市保健所は、この店での生食の魚介類の提供を1日停止する処分としました。
保健所は、魚を生で食べる場合には、目視による確認を心掛けてほしいとしています。