8月6日から始まる仙台七夕まつりを前に、七夕飾りの制作がピークを迎えています。
50年ほど前から仙台七夕まつりの飾りを制作している、若林区の鳴海屋紙商事です。 大小約1000基の注文を受けていて、作業場にはくす玉がずらりと並んでいます。
飾りのデザインは企業や団体ごとに個性があります。個性を引き立たせるために繊細さが求められることから、全てが手作業です。
飾りに紙の花や吹き流しを貼り付ける作業などが、急ピッチで進んでいました。
「指が痛くなりますね。ガサガサですね。木なので刺さったりもしますし。見てる人がきれいだねって言うように頑張って作ってます」
仙台七夕の吹き流しは、6月に大阪・関西万博で開催された東北絆まつりで外国人も魅了しました。8月6日からの仙台七夕まつりでも、日本の伝統文化をアピールします。
鳴海屋紙商事佐藤卓央社長「日本独特の美しい伝統の紙なので、そこが海外の方の目にとまっていただいたと伺っております。日本を知っていただいたうえで、仙台の地にも足を運んでいただきたいなと思っております」
仙台七夕まつりは、8月6日から8日まで開催されます。