アメリカのウィトコフ中東担当特使がパレスチナ・ガザ地区を訪問し、食料の配給拠点を視察しました。

 アメリカのウィコトフ中東担当特使は1日、イスラエルに駐在するハッカビー大使とともにガザ地区最南端の、ラファにある食料配給拠点を視察しました。

 ガザ地区では食料不足が深刻ななか、援助を求めて配給拠点や輸送ルートに集まっていたパレスチナ人1000人以上が、イスラエル軍の攻撃などで死亡したと国連が指摘しています。

 トランプ大統領は先月28日、「子どもたちは飢餓状態にある」と述べ、誰もが食料を確保できるという「食料センター」を設置する意向を明らかにしています。

 ウィトコフ特使は、ガザ地区の住民と面会し、その後、ロシアに向かう予定です。