暑さが厳しさを増すなか、JALグループは現場で働くスタッフが少しでも快適に働けるように様々な工夫を始めています。

 直射日光のもとで作業するスタッフが着用する空調付き安全ベストは保冷剤を入れるポケットが3カ所あるほか、ファン部分にマイナス40℃まで冷える板状の冷却装置が付いていて、ベスト内の空気を冷やします。

 襟元の形状は冷やされた空気をしっかり循環させるため、空気が抜けるような特殊な作りになっています。

 このような空気そのものを冷やす機能が付いた空調服を導入する航空会社は国内で初だとしています。

 さらに、作業後には「かき氷」の無料提供も行い、熱中症対策を徹底しているということです。

 また、この夏から空港内のグランドスタッフの制服も新たに生まれ変わりました。

 通気性や速乾性に優れた生地を採用し、ネクタイやスカーフをしなくてもいいスタイルを取り入れたということです。