臨時国会は5日が最終日です。トランプ関税を巡り赤沢経済再生担当大臣は5日から訪米すると明らかにしました。

 (政治部・小手川太朗記者報告)  石破総理は、与党過半数割れとなった参議院の予算委員会に立ち、自動車産業への配慮を強調しました。

立憲民主党 徳永参院議員 「総理は参議院選挙の最中ですね、街頭演説で『なめられてたまるか』と」

石破総理大臣 「選挙中でございますからいろんな表現を使いましたが、私どもの得た利益というものは自動車産業というものが被るダメージは最小限に抑えられた」

 石破総理は「日米双方の利益となるような形を作りたい」と述べました。

 赤沢大臣は、5日夕方からアメリカを訪問するとし、自動車関税を15%に引き下げる「大統領令の一日も早い発令を促す」と強調しました。

 一方、参政党の神谷代表も予算委員会で初めて総理への質問に立ちました。

 神谷代表は「トランプ大統領が各国に関税を課した狙いは何か」などについてただしました。